査定書で中古車の状態をみよう!
査定書の大部分は中古車販売する情報と殆ど変わらないので、車両情報、装備などは重複するし大丈夫だとは思います・・・。念のためにおいおい装備に関しても紹介したいと考えていますが・・・未定です。
見慣れない部分で中古車を提供する上で判断の材料になる、私も一番伝わって欲しい部分が車両の状態になります。
車両の状態というのは車両のどこに傷やらへこみやらがあるのかという事です。画像だけでは伝わらない中古車の車両状態を知ることができれば、ダブルエイチの車両の良し悪し、ひいては購入の検討にし易いのではないかと思います。
査定書のこの部分が中古車の車両状態を表す部分になります。1台の車両の展開図ですね。
この展開図上にどこにどの位の傷、へこみがあるのかを書き込み車両状態を伝えます。
念のために査定書の全体もアップしておきますね。
車両状態の確認の仕方
評価点による判断
査定書の右上に評価点という点数を書き込む欄があって、その部分をみれば車業界の経験者であれば大まかな状態を知ることができます。
経験則による判断が大きいので文字に素直に起こすと膨大になり余計に分かり難くなってしまうために「評価点」と車両展開図によって画像だけよりもその中古車の状態を判断し易くなって頂けたらいいなと思います。
評価点に関しては車業界標準の表を掲載致します。
補足は私の経験則によるものです。
車両展開図の傷・ヘコミを表す記号
傷やヘコミの状態をそのまま書き込むことが難しいので記号とその記号の傍に1から3の数字を書くことで、どのような傷やヘコミで程度はどの位かという事がわかるように工夫されています。 車業界の基準とほぼ変わらないようにしておりますが、多少違いがあったりもします。この辺を押さえておけばたいていは大丈夫です。
中古車の状態を表す評価点
※画像をクリックすると大きな画像でご覧になれます。
査定書の右上に数字かRという文字が書かれるのだけど、それは中古車の車両状態の目安を表しています。最良の状態がS、それから6、5、4.5…っと数字が小さくなっていくと状態が悪くなっていって、修復暦有りだけ「R」となります。
通常中古車屋さんに並んでいる車両は、よほど綺麗で4.5点、走行距離相応で4点、目立つ傷へコミ有るかなというので3.5点、修復暦有りのR点だと思います。感覚的、経験則からの判断が多いので中古車業界にいないとわかり難いと思います。
ちなみに新車ディーラーの営業マンに聞いてもこれは分かりません。査定士の免許保持不保持関係ない知識です。
ダブルエイチで扱う商品車両はSから3.5、飛んでR点までのになります。3,2,1点の中古車は状態が酷すぎるために扱いません。R点は修復している状態、事故で損傷した箇所にもよりますが問題なければ商品になる中古車として扱っています。